検索
お仕事の開始までの流れお仕事の開始までの流れ
会員登録会員登録
0120-2525-56 〔月~金〕8:30〜18:00 〔土日祝〕9:00〜17:000120-2525-56 〔月~金〕8:30〜18:00 〔土日祝〕9:00〜17:00
閉じる

カンタン検索 いろんな条件であなたにピッタリなお仕事を探して下さい!カンタン検索 いろんな条件であなたにピッタリなお仕事を探して下さい!

派遣社員の履歴書の書き方、例文を解説

派遣社員の履歴書の書き方、例文を解説

新たな企業に就職を希望する場合、気になるのは履歴書の書き方です。派遣社員としての職歴がある場合、それをどのように記載したら良いのかで悩む人も多いでしょう。特に派遣先が多かった場合、まとめるのが大変かもしれません。だからと言って一部を抜粋して書くことは良くないのです。どのようにするのが良いのかを具体的に見て行きましょう。

派遣社員と正社員の履歴書の違いとは

履歴書を提出する先ごとに履歴書の内容を変更する必要は、提出先の会社からの指定がない限り必要ありません。ですから、ここで言う「履歴書の違い」とは職歴欄に書く内容のことです。

派遣の場合

派遣にも「登録型派遣」と「無期雇用派遣」がありますが、無期雇用の場合は正社員と同じ形式の書き方で良いでしょう。ここで説明するのは数が圧倒的に多い登録型派遣の方です。登録型派遣の職歴については、件数が多くなることがあります。そうした場合で履歴書に書ききれない場合は職務経歴書を活用して下さい。派遣の職歴は「入社」「退社」ではなく「派遣」「派遣終了」または「派遣(○年○月まで)」と言う表現を使うことに注意してください。

正社員の場合

正社員として働いた職歴については、「○年○月◯○株式会社入社」「○年○月一身上の都合により退職」のように書けば問題ありません。知名度が高くない企業の場合、できれば入社のところには「会社名(業種・会社規模)」のように書くと高く評価される可能性があります。さらにスペースに余裕があれば、具体的な職務内容を書いてもいいです。スペースに余裕がない場合には職務経歴書に書いて下さい。また、退職理由が解雇・会社の倒産などの場合、会社都合による退職と書けば良いでしょう。

職歴の表現については、企業の正社員の場合「入社」「退職」で良いですが、公務員の場合「奉職」「退職」、個人経営の組織や医療機関の場合「勤務」「退職」となります。さらに教員の場合は「採用」「赴任」「離任」と言う形になるのです。

派遣社員の職務経歴書を書く際のポイント

職務経歴書は自分のスキルをアピールするのに適したツールです。面倒がらずに就いてきた職業について細かく簡潔にアピールしましょう。ポイントは派遣元企業ごとにまとめて、次の内容をリストします。

・派遣期間
・派遣先企業名
・派遣先企業の業種
・派遣先で就いた職種と実績

この時、読んでもらいやすくする工夫も大切です。詳しく書くとどうしても冗長になってしまいますから、簡潔にまとめると同時に空白行や強調表示をうまく利用してメリハリを付けるのが良いです。ただし、フォントサイズや太文字などは、せいぜい2パターン以内に抑えて、デコレーション過剰にならないようにすることも重要になります。職務経歴書はA4サイズ用紙2枚以内くらいに収めるのがポイントです。採用担当者は数多くの書類を読みますので、そのことも意識して書いて下さい。

キャリアが多い人は「逆編年形式」で書くという工夫も悪くありません。これは直近の職歴を一番上に書き、そこから時間を遡る形で行を進めて行くという書き方です。この書き方は、直近の経験を最初に読んでもらえるというメリットがあります。職歴が多すぎると、直近の部分が読まれないというリスクがありますが、それを防ぐ効果があるのです。さらに、「キャリア形式」で書くという方法もあります。これはその職務経歴書を出す先の企業を意識して、関連するキャリアをまとめて先頭に書くという物です。アピール度は高いのですが、煩雑なイメージを与えてしまうリスクもあります。

それを防ぐために、キャリア式で書く場合には、別に時系列ごとの略歴一覧表を添付しましょう。なお、履歴書の職歴欄は時系列に沿って書く「編年方式」でないといけません。

派遣社員の履歴書例文

履歴書の職歴欄に記入する派遣社員の経験を含む内容の例を以下に示します。

2010年4月A株式会社(製造業・社員300名)入社設計部に配属
2013年3月一身上の都合により退職
2013年4月B派遣株式会社に登録
2013年4月C株式会社(機械メーカー)に3D-CADオペレーターとして派遣(2014年7月まで)
2014年8月D株式会社(機械メーカー)に仕様書取りまとめスタッフとして派遣(2016年12月まで)
2017年1月E株式会社(電機メーカー)に2D-CADオペレーターとして派遣(2019年6月まで)
2019年6月F株式会社(設備メーカー)に3D-CADオペレーターとして派遣現在に至る

このように記載すると良いでしょう。なお、学歴欄・職歴欄の項目数が多かった場合などは、上の「2013年4月C株式会社~」以降をひとまとめにして「派遣先経歴については職務経歴書を参照下さい」と書き、そちらに誘導するのもスッキリした履歴書にするコツの一つです。

ポイントはすべての職歴を簡潔でわかりやすくまとめること

面倒だからと言って職歴をはしょったり、実際とは異なる勤務期間を書いたりしてはいけません。最悪の場合、採用後であっても取り消される可能性があります。履歴書と職務経歴書を一言でまとめると「履歴書はキャリアのリスト、職務経歴書はキャリアのアピールをする場」と言うことです。ここまでの事を参考に、採用担当者が読んで好感を持ってくれるような履歴書・職務経歴書を作成しましょう。

ページトップへ